国際物流では、「小口化」、「多頻度化」、「リードタイムの長期化」、「物流プロセスの複雑化」、「物流のブラックボックス化」などへの対応が急がれており、サプライチェーンの統一化・最適ニーズがますます強まっています。また、「ロジスティクス・コストの低減」は物流の永遠のテーマといえます。グローバル拠点をはじめとする大規模倉庫管理においては、これらのニーズへの早急な対応が求められています。
『Infor WMS』は、倉庫のデジタル化と可視化、オペレーションの自動化と効率化ニーズに対応する大規模倉庫向けグローバルWMSです。倉庫業務のみならず、労務管理、請求管理など周辺システムとの連携で、エンドツーエンドのサプライチェーン全体における最適化を実現します。
『Infor WMS』は、30年以上にわたって全世界60か国以上で採用され、1200社以上の導入実績のある製造・流通・卸売・3PL向けのグローバルWMSです。
北米に加え、欧州やアジアでの導入支援や保守サービスのサポート体制が用意されています。 多言語対応、タイムゾーン管理、グローバル在庫管理や輸配送貨物のトラッキングも可能です。
複数拠点、複数荷主に対応する汎用性を持つため、全世界で多様な業種における展開実績を保有しています。 製造/流通・卸売/3PL/食品/消費財など、業種別に特化した機能をあらかじめ搭載しているので、カスタマイズを最小化できます
『Infor WMS』は、従来型のオンプレミスによる提供に加え、クラウド型でも提供しています。 クラウドファーストや物流DXへいち早く対応することで、システム連携やデータ活用による業務の効率化・最適化をサポートします。
倉庫内を3D化して視覚的なモニタリングを可能にします。ロケーション、在庫、オーダーの動きだけでなく、作業員の移動パスも数値化し、最適配置することが可能です。また、ピッキングをする際は『Infor WMS』がオーダーに対して最適なルートをピッキングマップで表現し、作業員のピッキング支援を行います。視覚的にピッキングルートを把握することで誰でも簡単に業務を行うことができ、作業の平準化を図れます。
Infor社が提供する各種ERPを含めたハイブリット環境にある各システムをシームレスに接続するプラットフォームをあらかじめ用意しています。堅牢なテクノロジーフレームワークを提供することで、 お客様のビジネスエコシステムを支援します。また、ERPと連携して世界中の複数倉庫オペレーションの中央管理を実現します。
出荷指示を特定の情報(出荷先、優先日など)でグルーピングし、タスク単位で引当・作業指示を実施できます。 WCSとしての機能を装備しているので、マテハン設備、物流ロボットと組み合わせることで、リアルタイムにデータを評価して素早い意思決定を行い、効率的に人とロボットのプロセスを連動させることができます。
『Infor WMS』は、SCM実行系機能として、庫内作業員の労務管理や3PL請求管理(荷役、労務、輸配送など)を行うことができます。 労務管理では、作業員のタスク当たりの目標時間を計算して作業のペースアップを図ったり、作業員のパフォーマンスの割合を測定して期待値の設定をすることで、継続的な生産性改善を支援します。
『Infor WMS』は、運用状況を可視化するダッシュボード、業務改善の分析が可能なBI環境を標準で装備しています。さまざまなデータによる業務の数値化、見える化を実現します。業務ごとに定量的なKPIを設定し、PDCAサイクルを運営することにより、持続的な品質・コスト改善活動を実践できます。
5拠点(国内)
約100万行/月
約100台
導入前の課題
導入効果
4拠点(国内)
約7万行/日
約5万アイテム
導入前の課題
導入効果
NSWは、製造業/流通・小売業/運輸業向けの業務システムと、AI/IoT領域に対して、高い技術力と豊富な実績・ノウハウがあります。 製造・物流業における基幹システムから、設計・生産計画・物流といった業務システムまで、DXを支える仕組みを当社単独で提案できます。
WMSを中心として長年の物流システム開発の実績、ノウハウを保有しており、WMSだけでなく物流マネジメント領域、自動配車や勤怠管理などのTMS領域を含めた、川上から川下までをカバーしたトータル物流ソリューションをワンストップで提案できます。
NSWは独立系SIerであるため、マルチベンダー対応が可能です。お客様の業務や好みに合わせたハードウェアやソフトウェアを使用したソリューション提案を行います。ハンディターミナルやマテハン機器、付随するさまざまなツールなど、お客様のニーズや環境に合わせて、細部までカスタマイズが可能です。